紫式部日記を読んでみよう
王朝文学の基礎とともに楽しむ
入会金必要
常時入会可

京都女子大学非常勤講師・摂南大学非常勤講師細川 知佐子

講座説明

『紫式部日記』は、『源氏物語』作者として著名な紫式部の仮名日記です。紫式部は一条天皇中宮である、藤原道長の娘・彰子に仕えた女房でした。『紫式部日記』は、彰子の第一子となる敦成(あつひら)親王(後一条天皇)出産の記述から始まりますが、単なる記録に留まらない奥行きを持つ内容です。また、消息文と呼ばれる、同僚女房、そして一条天皇皇后の定子に仕えた清少納言についての批評などもあり、紫式部自身の心情や人間性も読み取れる興味深い作品です。

現代語訳のある初心者向けのテキストを用い、平安時代の華やかな宮廷生活や道長をめぐる政治状況にも触れながら、読んでいきます。

 

2024年10月~2025年3月 カリキュラム

10月18日 三「豪華な祝い事」
      1 五日の祝い

11月15日 三「豪華な祝い事」
      2 彰子の姿
      3 喜びの道長
      4 菊を見ても

12月20日 三「豪華な祝い事」
      5 行幸の日
      6 行幸の名誉

1月17日 三「豪華な祝い事」
      7 五十日(いか)の祝い

2月21日 三「豪華な祝い事」
      8 鶴の齢
      9 源氏物語の新本仕立て

3月21日 三「豪華な祝い事」
      10 物語の思い出

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 開講中

  • コース
  • 第3金曜13:00~14:30

  • 受講料
  • 6カ月6回
    15,180円
    テキスト:『紫式部日記』山本淳子編
    ビギナーズ・クラシックス日本の古典 角川ソフィア文庫

  • 受講のしかた
  • 大阪

電話でのお問い合わせは06-6346-8700