天理大学附属天理参考館 特別顧問松田 真一
講座説明
この半世紀日本列島各地で数多くの遺跡が発掘調査されるなか、考古学はどのような調査方法で遺跡や遺構を読み解き、厖大な資料をどう分析して歴史の実像を明らかにしたのかわかりやすく解説する。
2023年10月~2024年3月【カリキュラム予定】
① 10月11日(水) |
石器づくりの匠の技 サヌカイトの鉱山と環瀬戸内の石器文化 |
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② 11月8日(水) |
紀伊と大和の狭間で 紀の川・吉野川流域の古代文化の特質 |
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③ 12月13日(水) |
地震学と考古学 地震予知にも繋がる災害痕跡を考古学から探る |
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④ 1月10日(水) |
古代の大豪族の拠点を掘る 布留(ふる)遺跡にみる伝統と新来の技術 |
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⑤ 2月14日(水) |
未開封の棺を開ける 藤ノ木古墳にみる古代東アジアの文化の系譜 |
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⑥ 3月13日(水) |
咲く花の奈良の都人の悲喜 平城京の貴族と下級官吏のくらしの実態 |
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2023年10月11日
- コース
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第2水曜13:30~15:00
- 受講料
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6カ月6回
15,840円
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
講師プロフィール奈良県立橿原考古学研究所調査研究部長、同附属博物館長を歴任後現職。主な著書に奈良県立橿原考古学研究所調査研究部長、同附属博物館長を歴任後現職。主な著書に『大川遺跡-奈良大和高原の縄文文化-(遺跡を学ぶ92)』新泉社2014、『奈良のミュージアム』雄山閣2019、『縄文文化の知恵と技』青垣出版2020、『葛城の考古学』2022八木書店、『高松塚古墳と墓室壁画の保存』2022雄山閣など。
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ