
立命館大学授業担当講師門屋 秀一
講座説明
常設講座「名画を見れば聖書がわかる」2025年4月スタートに先駆け
【一日講座】名画で見る聖書の女性たち を開催
2025年3月17日(月)13:00-14:30
名画に登場する聖書の女性たち。彼女たちは、ラファエロやレオナルド・ダ・ヴィンチの聖母マリアだけではありません。新約聖書関係では、福音書で重要な役割を担う、娼婦だったマグダラのマリア、福音書には登場しないアレクサンドリアのカタリナなど。旧約聖書関係では、ポテパルの妻、井戸端のリベカ、ファラオの娘、首を持つユディトなど。彼女たちがルネサンス以降の西洋絵画で表現されるとき、注文主から、あるいは画家自身からある何らかの意図を託されて描かれました。絵画のテクニックだけでなく、意味も含めて名画を楽しんでみませんか? これから来日する展覧会がより楽しめるようになるでしょう。
常設講座「名画を見れば聖書がわかる」
古代ローマのカタコンベ壁画から、聖書の教義を視覚化するために始まった西欧キリスト教の宗教画。15世紀のルネサンス以降、西欧の宗教画は美術的に急速に発達します(東欧の宗教画は依然として変化の少ないイコンにとどまります)。17世紀に至るとヴァチカンの指導で一般人の感情に訴えることが主目的のバロック絵画が成立します。絵画の様式展開も含めて、作品の描き方と新約聖書での意味を知って、名画を楽しんでみませんか? これから来日する展覧会がより楽しめるようになるでしょう。
2025年4月21日 受胎告知(ダ・ヴィンチなど)
2025年5月19日 我は主のはしため(カラヴァッジオなど)
2025年6月16日 ベツレヘムの人口調査(ブリューゲルなど)
2025年7月21日 羊飼いの礼拝(ジョルジョーネなど)
2025年8月18日 マギの礼拝(ボッティチェリなど)
2025年9月15日 神殿奉献(ジオットなど)
- 講座タイプ
-
一日講座
常設講座
- 初回講座日
-
2025年04月21日
- コース
-
【一日教室】3/17(月)13:00~14:30
【常設講座】4/21から第3月曜13:00~14:30
- 受講料
-
6カ月6回
16,500円
(資料代900円別)
【3/17】1回2,750円(資料代150円別)
- 受講のしかた
-
大阪
一日教室は入会金不要で、受講料のみで、参加できます。(事前予約必要)常設講座の受講料は6カ月で前納していただきます。ご予約のお電話をいただきましたら、センターから専用の払込用紙を送付します。ご入金はゆうちょ銀行での払い込み、または当センター受付窓口で直接お支払いのいずれかでお願いしております。恐れ入りますが払い込み手数料はご負担ください。
※払込用紙の半券(払込票兼受領証)は受講票が届きますまで保存してください。
開講初日に当センター2階受付で受講票を提示ください。
※毎日文化センターは会員制です。常設講座を受講するには入会が必要です。
入会金は5,500円、65歳以上の方は3,300円です。
※開講当日、およびそれ以降のキャンセルのお申し出による受講料の返金はできかねますのでご了承ください。
旧約聖書 | 新約聖書 | 哲学 | ダビンチ
【講師詳細】
《講師プロフィール》専門はカントの美学と哲学。1967年生。門屋美学研究所所長。立命館大学非常勤講師(2002-2023年/2025年4-9月)。京都大学文学部哲学科卒、京都大学博士(人間・環境学)。京都大学総合人間学部特別研究員任期中、ベルリン・フンボルト大学研究渡航。JTBガイアレック(旧朝日旅行)ヨーロッパツアー同行講師、JTBおよびJALのオンライン講師、郵船クルーズ・飛鳥II乗船講師の経験あり。著書に『美術で綴る西洋思想』『美術で綴るギリシアの宗教と思想』『美術で綴るキリスト教と仏教』『絵画で綴る哲学と倫理学』『カント第三批判と反省的主観性』など。電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ