相愛大学非常勤講師四夷 法顕
講座説明
室町時代に登場した浄土真宗の僧侶・蓮如は、それまで微々たる規模であった本願寺を、一代で日本有数の仏教教団に成長させました。その際に大きな役割を果たしたのが『御文章・ごぶんしょう』(御文・おふみ)です。『御文章』とは、親鸞によって明らかにされた浄土真宗の教えが平易な表現で書かれた蓮如の手紙です。
本講座では、特に有名な「聖人一流章」と「白骨章」を取り上げますが、『御文章』制作の背景や、蓮如の伝道的工夫などにも焦点を当ててみたいと思います。
① 10/28 親鸞から蓮如へ ~本願寺の歴史的変遷~
② 11/25 蓮如の生涯と問題意識
③ 12/23 『御文章』の制作とその背景
④ 1/27 『御文章』に仕掛けられた伝道的工夫
⑤ 2/24 「聖人一流章」の講読
⑥ 3/24 「白骨章」の講読
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2024年10月28日
- コース
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第4月曜 15:00~16:30
- 受講料
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6カ月6回
15,180円
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
【講師プロフィール】四夷 法顕 (しい ほうけん)
相愛大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派宗学院研究員
浄土真宗本願寺派信行寺住職、博士(文学)
専門は日本浄土教思想/真宗学
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ