童話作家・詩人 日産童話と絵本のグランプリ作家尾崎 美紀
講座説明
午前にエッセイ講座、午後に童話講座を開催します。
作品提出について詳細は、エッセイ・童話の各コース1回目の講座内で説明します。
今回の講座では、作品を1つ提出していただき、講師が講評します。
1回目の講座終了後、400字詰め10枚以内の作品を、郵送またはメールで、2回目の講座日の1週間前までにお送りください。(6月18日【火】16:00必着)
<エッセイ講座コース>
第一回「エッセイの基本・魅力ある文章」2024年5月27日(月) 10:30~12:00
何気ない日常の出来事から国際情勢まで、さまざまなテーマを文章にするには観察力と文章力だけでなく、読者を惹きつけるエッセンスが必要です。優れたエッセイには、人の心に寄り添い、時には癒す力もあります。今まで書いていた人にはさらなるレベルアップを、初めての人には解りやすく丁寧に指導いたします。
第二回「実作指導・読むこと書くこと」2024年6月24日(月) 10:30~12:00
文章力のレベルアップには、書くこと同時に読むことも大事です。作品を読みながら問題点や改良点などを模索し、何度も手直しすることで完成させていきます。公募に応募したいと思っている人には、特に他者の目というのが必要になります。日常をさらりと書きながら、作者の深い思いを込めた作品を文章にするコツを勉強しましょう。
<童話講座コース>
第一回「童話の基本・子供を惹きつける童話とは」2024年5月27日(月) 13:00~14:30
童話は言うまでもなく、子どものための作品ですが、書き手は大人ですからそこにどうしても大人の目線が入ってしまいます。妖精や魔法使い、しゃべる動物などステレオタイプなイメージを抱く人も多いですが、現代の童話には違った視点が必要です。特にSDG’Sや自然破壊など広い視野や社会的なテーマも求められています。
第二回「公募を目指して・テーマ選びと書き方」2024年6月24日(月) 13:00~14:30
童話にはしっかりとしたテーマが必要です。何を書きたいか、何を読者に伝えたいかを柱に書いていきますが、童話だからと言って、何でも書いていいという訳ではありません。ファンタジーであっても真実をきちんと踏まえた内容でなければならないのです。
可愛らしい優しいお話が童話、という概念は捨てて新しい童話に挑戦しましょう。
- 講座タイプ
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公開講座
- 初回講座日
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2024年05月27日
- コース
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【エッセイ】2024年5月27日、6月24日各月曜 10:30~12:00
【童話】2024年5月27日、6月24日各月曜 13:00~14:30
- 受講料
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2回
7,480円
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
兵庫県姫路市生まれ。日本児童文学者協会会員・日本文藝家協会会員1985年『まさかのさかな』で第2回ニッサン絵本と童話グランプリ受賞。1991年『あ
たしのいもうとちゃん』で第8回小さな童話大賞今江祥智賞を受賞。毎日新聞の“読んであげて”にて
『さよならごめんおばけ』『お繕いいたします』等連載。
絵本・童話『あ・し・あ・と』『ちょっと源さんお借りします』『バナナわに』『のどぼとけさん』など多数。
詩集『いとしのスナフキン』『らいおん日和』『出発はいつも』等。近著に『坂の上のパン屋さん』(文研出版)
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ