高野山大学准教授北川 真寛
講座説明
弘法大師空海は今から約1200年前に活躍し、歴史の教科書にも登場する実在の人物です。一方で、現在でも高野山に入定され、我々を救ってくださる「お大師さま」として人々の信仰を集める存在でもあります。
なぜ歴史上の一僧侶が「お大師さま」として信仰されるのか? その信仰がどのように広まっていったのか? これらの点にスポットを当てて、学術的成果もまじえながら解説していきます。
2/25(火) 入定信仰 ―弘法大師空海は生きている!?―
弘法大師空海は、今も奥之院で生きたまま入定されている、と信仰されています。それは一体どういうことなのか? その真実の姿に迫ります。
3/11(火) 御宝号念誦と梵字 ―「南無大師遍照金剛」―
真言宗の寺院では、「南無大師遍照金剛」の御宝号をお唱えしたり、弘法大師を梵字で表現したりもします。これらがいつから唱えられ、用いられるようになったのか? その経緯を解説します。
3/25(火) 各地の弘法大師信仰 ―四国遍路と弘法大師伝説―
弘法大師空海の事績とされる霊跡や場所が、全国各地に数多くあります。それらの中から、四国遍路や各地の弘法大師伝説に触れてみたいと思います。
- 講座タイプ
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公開講座
- 初回講座日
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2025年02月25日
- コース
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2025年2/25、3/11、3/25の各火曜13:30~15:00
- 受講料
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3回
8,250円
- 受講のしかた
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大阪
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ