親子で知るPEACEメッセージ・毎日新聞に掲載!
 

毎日文化センターは8月4日、大阪市天王寺区の大阪府教育会館で平和を考えるセミナー「親子で知る PEACE メッセージ」を開きました。大阪府教職員互助組合と共催。セミナーの様子が5日付け毎日新聞に掲載されましたので紹介します。記事のpdfもクリックするとご覧いただけます。

 

セミナー 親子で「平和をたずねて」 広岩氏、エピソード語る 天王寺 /大阪

平和について考えるセミナー「親子で知るPEACEメッセージ」(府教職員互助組合、毎日文化センター主催)が4日、大阪市天王寺区の府教育会館であった。毎日新聞で「平和をたずねて」を連載中の広岩近広・客員編集委員が講演した。

広岩氏は「平和をたずねて」の取材などを通して積み重ねた資料や記事を基に講演。かつて、新聞社が情報伝達のために伝書鳩(ばと)を使っていたエピソードを紹介。続いて、太平洋戦争末期の沖縄戦で通信士の役割を命じられた10代の少年たちに話を進め「戦闘で電話線が寸断された中、少年が電話やハトの代わりの『伝令兵』にされた。遮蔽(しゃへい)物のない戦場を走り、大勢の犠牲者が出たという。戦争は大人だけではなく、子どもも巻き込む」と話した。約40人の参加者の中には子どもたちもいて、熱心に聞いていた。 最後に「現在、地球温暖化という大きな課題がある。戦争どころではなく、今こそ人

類が協力し合わなければならない時だ」と締めくくった。【関野正】

広岩講師の記事・2019年8月5日付大阪版