講座一覧

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    『古事記』を読み解く <神武天皇~垂仁天皇(上)>

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    『古事記』神武天皇から垂仁天皇までの段は、同書の「中つ巻」にあたります。 「中つ巻」は、神話を語る「上つ巻」と現代史を語る「下つ巻」を接続する部分で、作品として極めて重要な個所です。 しかし系譜のみを記して歴史叙述のない「欠史八代」が含まれます。 ただし、これまで言われてきたような歴史が欠けているから虚偽だという説は反省が必要です。 というのは、稲荷山古墳出土の鉄剣銘に登場する「オオ彦」は「中つ巻」で明記された人物であり、この銘で知られるように実在するとみられるからです。 そういう点にもふれつつ『古事記』を読み解きます。(原文は書き下し文でお示しします)。   2024年10月~2025年3月カリキュラム予定 1、10月14日    神武天皇(上) 2、11月11日    神武天皇(下)     3、12月9日     綏靖天皇~孝元天皇     4、1月13日   開化天皇 5、2月10日   崇神天皇 6、3月10日     垂仁天皇(上)       ご参照   2024年4月~9月カリキュラム 1、4月8日         天若日子(あめのわかひこ)の反逆 2、5月13日        建御雷(たけみかづち)の派遣     3、6月10日        建御名方(たけみなかた)の服従     4、7月8日       ニニギの命の誕生 5、7月29日※   猿女君(さるめのきみ)のいわれ 6、9月9日         海幸山幸(うみさちやまさち)~イワレヒコの誕生

    皇學館大学名誉教授 白山 芳太郎

    皇學館大学名誉教授 白山 芳太郎

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    観世流謡曲

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    ほとんど武富講師が行っています。写真は左は大槻文蔵先生、右は武富康之先生   全員が順にお稽古をして、終わり次第終了になります。 お申し込みの際は、見学をしてご自分の順番を確認してください。   初めて謡を習う方から、経験のある方まで、それぞれの経験に合わせた入門、初級、中級、上級の4段階に分けたグループ稽古をします。 発声から謡本の読み方、節の扱い方などきっちりと基本が習得できます。 初めての方は『観世流初心謡本(上)』(約3,780円=紀伊国屋、ジュンク堂書店などで販売)、各クラスによって学ぶ謡曲が決まっており、いつでもどこからでも入れます。 <大槻能楽堂のサイトはこちら>

    観世流職分 / 準職分 大槻文藏(監修)/ 武富 康之

    観世流職分 / 準職分 大槻文藏(監修)/ 武富 康之

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    歌謡曲舞踊

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    忙しい現代、情緒を養いながら、全身運動で健康にもよい“日本舞踊”を見直してみませんか。 牧園会では古典舞踊の基礎を踏まえて、いま歌われている新しい曲にのせて楽しく踊っていきます。 仲間作りもでき、 同じ趣味の方と楽しいひとときを共有することができます。 はじめは気軽に準備体操の気分で体を動かしに来てください。  

    舞踊家 牧園 香津鋭、牧園 玲衣

    舞踊家 牧園 香津鋭、牧園 玲衣

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    松尾芭蕉『おくのほそ道』を読む

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    「月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人なり」 壮大なスケールで始まる『おくのほそ道』。芭蕉は155日間の東北漂泊の旅で何を見つけ、何を伝えようとしたのでしょう。 古文書に興味のある方、旅行好きの方、歴史に関心のある方、俳句愛好者、そして少し立ち止まって人生を考えてみたい人も、一緒に『おくのほそ道』を読んでみませんか。本書は読めば読むほど、多くの事を語りかけてくれます。   2024年10月~2025年3月のカリキュラム 10/24 黒羽から殺生石へ 11/28 白河の関から須賀川 12/26 仙台へ―義経の面影 1/23 宮城野 2/27 末の松山・塩がまへ 3/27 松島の月 ※4クール(2024年4月~2026年3月)で完結予定です   キーワード:奥の細道 おくの細道 おくのほそみち

    元柿衞文庫学芸員 瀬川 照子

    元柿衞文庫学芸員 瀬川 照子

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    現代語で読む はじめての万葉集 ~淀川と古山陽道を結ぶ古代史と万葉歌~

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    『万葉集』は、現在残されている最も古い歌集です。日本人の心の原点を読むことができます。でも読み始めると、ことばに壁を感じたり、歴史などの知識に不安を感じることがあると思います。 でも、大丈夫。この講座では、万葉歌を現代語訳で楽しむことから始めます。詠まれた時代や暮らしを知ってから、元の姿で読んでみると、とても身近に感じられます。そんな便利なテキストは、講師が毎回オリジナルで準備します。 今期は、淀川と古山陽道を結ぶ古代史を話題に万葉歌を楽しみます。   10月11日 淀川を活用する仁徳天皇と皇后 11月8日 船を操る継体天皇 12月13日 乙巳の変前の中臣鎌足 1月10日 石川年足のお墓 2月14日 歌枕化する「三島江」 3月14日 大中臣清麻呂と須久久神社

    梅花女子大学教授  市瀬 雅之

    梅花女子大学教授  市瀬 雅之

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    三蔵法師たちがみたシルクロード

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    「シルクロード」という言葉に、私たち日本人は、憧憬を感じます。古来、大陸から文化を吸収してきたDNAがそう感じさせるのでしょう。 今期は、時代順に、インドの旅行記を記した法顕(ほっけん)、「西遊記」・三蔵法師のモデルとなった玄奘(げんじょう)三蔵たちをとりあげ、彼らがみたシルクロードを語ります。   2024年10月~2025年3月カリキュラム予定   10月4日 (金) 第1回 法顕がみたシルクロード(1) 11月1日 (金) 第2回 法顕がみたシルクロード(2) 12月6日 (金) 第3回  玄奘が見たシルクロード(1) 1月31日※   (金) 第4回 玄奘がみたシルクロード(2) 2月7日  (金) 第5回 新羅僧が見たシルクロード 3月7日 (金) 第6回 長春真人(道教)がみたシルクロード                   ※1月3日は休館日のため、1月31日に日程を変更しています ※カリキュラムは暫定的な予定でのため、変更の可能性もあります             

    龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員、龍谷大学非常勤講師 橘堂 晃一

    龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員、龍谷大学非常勤講師 橘堂 晃一

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    雄略天皇と葛城の一言主神(ひとことぬしのかみ)の古代史

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    第21代の雄略天皇は、中国の歴史書『宋書』に「倭王武(わおうぶ)」と見え、埼玉稲荷山古墳出土鉄剣銘文に「獲加多支鹵(わかたける)大王」と刻まれる、5世紀後半に実在したことの確かな天皇です。 『日本書紀』では、多くの人々を殺害したことから「大悪天皇」と記させる一方、葛城山で出会った一事主(ひとことぬし)神(『古事記』では一言主神)との関係が友好的であったことから「有徳天皇」と称えられたとみえます。 そのことの真相と、一事主神(一言主神)を奉斎した集団の解明は、古代史の重要な課題です。ここでは、各種の史料を駆使して雄略天皇の実像をはじめ、一事主神(一言主神)を奉斎した集団についても解明し、5世紀後半のヤマト王権の深層に迫ります。   2024年10月~2025年3月【カリキュラム予定】 10月4日 葛城氏の滅亡・雄略天皇の即位と「大悪天皇」 11月1日 「日の御子」と称えられた雄略天皇 12月6日 雄略天皇の葛城山巡狩・一言主神の顕現と「有徳天皇」 1月31日 一言主神の奉斎集団・雄略天皇と秦氏 2月7日 『宋書』から読み解く雄略天皇の中国外交 3月7日 稲荷山古墳出土鉄剣銘文から読み解く雄略天皇像 ※2025年1月3日(金)休館日のため、1月31日(金)に変更しています

    元龍谷大学文学部教授、博士〈文学〉 平林 章仁

    元龍谷大学文学部教授、博士〈文学〉 平林 章仁

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    輔弼(ほひつ)の真髄 ― 中国古代の名君を支えた臣下たち ー

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    周王朝建国の基礎を築いた西伯と太公望を始めとして、斉の国の富国強兵を推し進めた管仲や「孫子の兵法」で有名な孫武や孫臏など、西周~春秋戦国時代に活躍した輔弼の臣たちにスポットを当ててお話します。 また彼らは一政治家としてだけでなく、諸子百家に数えられる思想家としての側面ももっていました。本講座では、人物にまつわる逸話と合わせてその思想的一面についても解説していきます。 ★2024年10月~2025年3月カリキュラム予定 10月2日     第一回  「王を支えた輔弼の臣」      - 西伯と太公望・武王と周公旦 - 11月6日     第二回  「対照的な名宰相」        - 管仲と晏嬰 -  12月4日     第三回  「流浪の名君」          - 晋の文公と介子推 - 1月29日※    第四回  「兵は詭道なり。乱世の名軍師」 - 孫武と孫臏 - 2月5日     第五回  「呉越同舟・骨肉相食」         - 夫差と伍子胥・句践と范蠡 - 3月5日   第六回  「始皇帝の天下統一」             - 呂不韋・李斯 - ※1月1日は休館日ため、1月29日(水)に日程を変更しています  

    京都女子大学非常勤講師 馬場 理惠子

    京都女子大学非常勤講師 馬場 理惠子

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    平家物語の人間像 -東国武士の心性-

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    祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 『平家物語』冒頭のあまりにも有名なくだりです。私たちの魂を揺さぶり、一度耳にしたら忘れられないようなインパクトがあります。平家一門の栄華と滅亡を、仏教の因果律・無常観に基づいて描いた『平家物語』のなかには、たくさんの登場人物が行き交います。本講座では、そうした人々の人間像に注目してテーマを設定します。 今期(2024年10月~2025年3月)は東国武士を取り上げます。京の都で栄華を謳歌した平家の武士たちにとって、東国武士は大きな脅威でした。一方で、東国武士には平氏を祖とする一族も多く、源平合戦における立場の選択には困難もありました。そうした東国武士の心性に注目しつつ、『平家物語』を読んでいきたいと思います。   10/22 斉藤別当実盛 11/26 頼朝の挙兵をめぐって 12/24 宇治川合戦 1/28 梶原父子の物語 2/25 熊谷と平山 3/25 畠山重忠という理想像

    元同志社大学教授 源 健一郎

    元同志社大学教授 源 健一郎

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    英語で読む『春にして君を離れ』

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    ミステリーの女王、アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコットという名で書き上げた作品で、評価が高く近年注目を浴びてきた人気のAbsent in the Springを読んでいきます。 主人公はエルキュール・ポアロでもミス・マープルでもなく、ロンドン郊外に暮らす女性で夫を支え子供たちを立派に育て上げ理想の家庭を築いてきたと自負しています。娘の見舞いに訪れた異国の地の帰りに、偶然女学生時代の友人と出会い話をするうちに、ふと、自分の人生は自分が思っているような人生だったのかと疑問を持ち始めます。足止めされた砂漠で過去を振り返り、記憶をたどっていくうちに、理想と思っている人生は、ただ自分が見たいように見ていた人生ではなかったのか…真実から目をそらしていたのではないか…と思い始めていきます。 殺人も起こらず探偵も登場しませんが、さすがにクリスティーの作品だけあって、真実が徐々に浮かび上がっていく過程には、ミステリー感サスペンスにあふれています。クリスティーが本当に書きたかった一作ではないかと思います。 読みやすい小説です。原文を味わい、読み手それぞれの思いと照らし合わせながら楽しんで読みましょう。

    英米文学博士 英語学校講師 橋本万里子

    英米文学博士 英語学校講師 橋本万里子

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