講座一覧

[ジャンル] 文化・芸術   

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    必見!関西の文化遺産巡り

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     京都府をはじめ奈良県、滋賀県など関西の文化遺産を訪問する現地講座です。一般的に知られる国宝や世界遺産から、知名度は低いながらも珠玉と評価される文化遺産まで幅広く参拝、見学をいたします。  武徳殿、平安神宮、醍醐寺、ヴォーリズ建築の煉瓦建築大阪教会などの近代建築を訪れる盛りだくさんの行程です。 ■日程・内容 第1回 10月8日(火) 武徳殿 平安神宮 京都出身の最初の建築家松室重光が初めて京都の仕事をした重要文化財「武徳殿」を訪ねます。併せて復元建物として初めて重要文化財に指定された建物群のある平安神宮を参拝します。名勝に指定されている平安神宮神苑の散策も予定します。 京阪鴨東線「神宮丸太町」駅改札口前11:30 ※食事は済ませてお集まりください 11:30-11:50 武徳殿へ移動 11:50-12:20 武徳殿見学 12:20-12:40 平安神宮へ移動 12:40-14:00 平安神宮参拝 14:00ごろ平安神宮境内で解散 地下鉄東山駅へ誘導します。 武徳殿見学お礼金(お菓子等の差し入れを予定):300円/人 平安神宮神苑 600円   第2回 11月12日(火) 世界遺産醍醐寺の参拝 真言宗の本山寺院で世界遺産の醍醐寺に参拝します。今回は当別名勝の三宝院庭園の参拝と伽藍に点在する国宝建造物を巡ります。 12:40 地下鉄醍醐駅南改札口前集合 12:40-13:00 徒歩で醍醐寺へ移動 13:00-15:00 醍醐寺参拝 三宝院及び下醍醐伽藍 15:00ごろ醍醐寺バス停で解散 各方面行のバスに誘導します。 拝観料:醍醐寺 共通券1,500円(三宝院、下醍醐伽藍)   第3回 12月12日(木) 大阪教会と土佐堀周辺の近代建築 大正11年に建てられたヴォーリズ建築事務所設計の煉瓦建築大阪教会を訪ねます。当日はパイプオルガンによる礼拝に出席した後見学をします。土佐堀周辺の近代建築を散策しながら見学した後昭和10年に住宅として建てられたビル建築コダマビルの見学を予定します。 大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅11:50 ※食事は済ませてお集まりください 11:50-12:05 徒歩で大阪教会へ移動 12:05-13:30 礼拝への出席と教会の見学 13:30-14:30 土佐堀の近代建築見学 14:30-15:10 コダマビル見学 15:10ごろ肥後橋駅で解散 大阪教会志納金 1000円程度 コダマビル見学料 500円   ※1月以降は日にちを含め未定です。12月中に決定します。見学先は、相手様のご都合により、可能な日時が限られる場合がございますので、ご了承ください。通常は非公開の見学もあるため、事前に人数の確定が必要な場合もありますので、ご欠席の場合は必ず文化センターまでご連絡ください。

    京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員 二村 盛寧

    京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員 二村 盛寧

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    おもしろ鉄道話

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    【講 師】 大阪商業大学教授      谷内 正往(写真)  大阪商業大学経営学科准教授 松田 昌人  鉄道は高速化して特急、新幹線のようにスピードが重視されることもあれば、「地域の足」として重視される場合もあります。 一方で豪華な観光列車が運行されたり、(プロ野球など)「イベントの足」として運行されたりもします。こうした鉄道の多面性について2人の講師がスライドと映像をまじえてお話します。   2024年4月~9月カリキュラム予定 回    開催日    講師名      内容 1     4/24    谷内正往     「戦後大阪の路面電車とその地域性」 2     5/22    谷内正往     「特急、新幹線の変遷史」 3     6/26    谷内正往     「鉄道とプロ野球の関係史」 4     7/24    松田昌人     「道東赤字ローカル線の観光需要と課題」 5     8/28    谷内正往     「観光列車の時代史をさぐる」 6     9/25    松田昌人     「営業終了直前の道内の路線・駅を巡って」  

    大阪商業大学教授 谷内正往

    大阪商業大学教授 谷内正往

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    中国世界遺産の魅力 ~底知れぬパワーの源泉を探求!~

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    広大な国土を誇る中国は、世界遺産の宝庫です。その世界遺産には無限の文化力を秘めた歴史もスケールも景観も何もかも心が揺さぶられるような素敵なものばかりです。中国の世界遺産を美しい映像と写真で紹介します。中国の人々の考え方、価値観、生活様式などの理解にも役立ちます。悠久の歴史と文化に彩られた中国の世界遺産の魅力をご堪能ください。 今回は1~3回で中国の世界遺産を学び、4~6回は、日本の世界遺産における多彩な中国文化の影響を解説します。 ●スケジュールと講座内容 1.1月6日(第1土)  「宋・元時代の中国における世界のエンポリウム」文化遺産(2021年登録) 中国南東部・福建省の南部にある泉州。ここは宋と元の時代(10〜14世紀)には、中国の玄関口であり、国際都市でもありました。今でも街には中国のイスラム教施設を含め、さまざまな宗教施設が見られ、さらに巨大な灯台や橋など、海上貿易で繁栄した様子を現在に残しています。泉州 : 宋・元時代の中国における世界のエンポリウムがなぜ世界遺産なのか、分かりやすく解説します。 2.2月3日(第1土) 「高句麗前期の都城と古墳」文化遺産(2004年登録) 中国の遼寧省・吉林省にかつて栄えた高句麗時代の物と考えられている遺跡が残されています。高句麗は紀元前の末期に興った国で、現在の中国に属する範囲のみならず、朝鮮半島においても大きな影響力を持っていました。朝鮮半島および中国の歴史を考える上で、貴重な遺跡で、古墳内の壁画は、芸術・文化的側面からも貴重な資料となっています。 3.3月2日(第1土) 「良渚古城遺跡」 文化遺産(2019年登録) 「良渚古城遺跡」は紀元前3300〜2300年中国の新石器時代後期、長江下流域に優れた稲作を基盤とした都市国家の中心でした。長江文明を裏付け「中華文明五千年」を証明する遺跡として、世界遺産委員会に、「稲作農業が経済を支え、社会の分化と統一の信仰を持つ地域国家が存在を示し、長江流域が中国文明の起源であることを証明している。優れた普遍的な価値を持つと認められる」と高く評価されています。 4.4月6日(第1土) 「古都京都の文化財」龍安寺 文化遺産(1994年登録) 1450年に創建した禅寺龍安寺の石庭築造は、中国禅宗五山第一位の径山萬寿寺の影響を受けながら、日本独自のスタイルを持つとされてきた枯山水の中でも飛びぬけた傑作とされる石庭が創出され、世界的に知られています。龍安寺の寺号は北宋・龍安山兜率寺の従悦禅師が宰相になる張商英の参禅を指導したことに因んで名付けられ、「虎の子渡し」は中国宋の周密撰「癸辛雑識」続集・下による故事です。 5.6月1日(第1土) 「古都奈良の文化財」唐招提寺 文化遺産(1998年登録) 「唐律招提」は鑑真和上の私寺として始まりました。唐の僧・鑑真和上は天宝元年(742)、第9次遣唐使の留学僧・栄叡、普照から、朝廷の「伝戒の師」としての招請を受け、渡日を決意。5回の渡航を試みて失敗、視力を失うこととなりましたが、天平勝宝5年(753)、6回目にして遂に日本の地を踏まれました。以後、76歳までの10年間のうち5年を東大寺で、残りの5年を唐招提寺で過ごされ、天皇を始めとする多くの人々に授戒をされました。 6.6月29日(第5土) 「日光の社寺」日光東照宮 文化遺産(1999年登録) 江戸幕府の開祖である徳川家康を祀る日光東照宮には「中国の古典文化が詰まっている」と言われています。陽明門が特に有名です。陽明門の下に立って頭を上に向けると、人間の物語や獣、昆虫、花、鳥、植物など全部で508点もの彫刻があり、多くの彫刻が中国の古典文化から引用されたものです。この東照宮の建築により、日本の代表的な神社建築様式である「権現造」が完成したといってもいいでしょう。  

    甲南大学教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定

    甲南大学教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定

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