京都先端科学大学特任准教授中西 裕樹
講座説明
全国には数多くの城跡が残り、さまざまな歴史を伝えています。「土づくり」であった中世の城は、近世になると立派な石垣や御殿、櫓を備えました。また、戦国時代には村人たちも城を構えましたが、江戸時代には限られた大名たちの居城となりました。しかし、これは今の私たちによる東北から九州にかけての城に対する理解です。
この講座では、北海道のチャシや琉球のグスク、また中世の絵画に見る姿や人々の城と城跡に対する意識などを取り上げ、あらためて日本の「城」を見直してみたいと思います。
① 10/19(第3土曜) 北海道の「城」 ―アイヌのチャシと幕末の遺跡―
② 11/2 描かれた中世城郭 ―絵画に見る姿と実態―
③ 12/7 「天主」の登場 ―その語源と成立の条件―
④ 2/1 城と怪異 ―人々は何を恐れたのか―
⑤ 3/1 明治の廃城とその後 ―城跡の保存と「復興」―
⑥ 3/29(第5土曜) 琉球のグスク ―琉球史の理解とグスクの特徴―
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2024年10月19日
- コース
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第1土曜15:30~17:00
- 受講料
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6カ月6回
15,180円
※10/5 休講 ⇒ 10/19 (第3土曜)代講
※1/4 休館日 ⇒3/29 (第5土曜)代講
- 受講のしかた
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大阪
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ